カナガンって悪いところがあるの?意外と見落としがちな落とし穴

大事な愛犬のドッグフード選びは、少なからず気を遣うものですよね。仔犬(パピー)時期なら体を作るための大事な食事とは何だろう、成犬時期なら、ベスト体重を維持しながら毎日元気に過ごせる食事とはどんなものだろう、老犬(シニア)時期に入れば、愛犬の今後の長生きについて真剣に考えたら大事な食事って何だろう・・・と、愛犬の日常のことを思うと、やはり食事(ドッグフード選び)が最も慎重になってしまうところです。

 

そんな中、英国産の「カナガン」というドッグフードがとてもいいということで、話題を集めています。カナガンについて調べると、ほとんどの情報は「カナガンは犬にとってベストなフードである」という、いい点しか出てきません。

 

ですが、本当にいい点ばかりなのでしょうか。今回は、そんなカナガンでも、悪い点もあるということを、カナガンの成分などについてご紹介しながら考えていきたいと思います。

 

 

 

1.1 カナガンの成分って、そもそもどんなもの?

 

 

まず、カナガンとはどんな成分の入ったドッグフードなのかについてあらためて見ていきましょう。

 

・グレインフリー(穀物不使用)である
・グレインフリーの代わりに「さつまいも」を使用
・平飼いの「骨なしチキン」が主なたんぱく質
・海藻類も配合
・マリーゴールドやカモミールなどを配合し、犬のストレス軽減・リラックス効果に有効とされる

 

カナガンというと、グレインフリー(穀物不使用)が有名です。穀物とは、一般的なドッグフードに含まれる、とうもろこしや麦のことで、これらが主に「炭水化物」の代わりに使用されていることが多いのですが、これが、犬にはあまりよくないとされ、グレインフリーにこだわっています。

 

そして、平飼い(地面でのびのび育てた)チキンを使用しており、さらに、骨なしチキンにこだわっているところも大きな特徴です。チキンの配合率はなんと全体の50%という、大変高たんぱく質なドッグフードです。

 

 

 

1.2 カナガンの成分の、どこが悪い点なのか

 

 

このように、配合されている成分を見る限り、とてもよいドッグフードと言えるのではないか、と感じます。ですが、いい点が、悪い点に変わってしまうこもあるのです。

 

例えば、グレインフリー(穀物不使用)ですが、その代わりに使われているさつまいもです。さつまいも自体は栄養も豊富で、さらに吸収率もよく、胃腸への負担も少ないとてもよい食物ですよね。ですが、炭水化物の代わりをすべてさつまいもで補うというところが問題点のひとつです。

 

穀物が犬の体によくないとされるのは、ずばり「消化が悪い」という点につきるのですが、嫌煙される理由として、そこだけではなく、穀物(とうもろこしや麦)が安価だからです。安いからたくさん使われているのは犬にとってよろしくない、というわけです。
では、さつまいもは安くないのでしょうか?

 

と言うと、日本ではとうもろこしや麦のように大量生産できないですが、カナガンの生産国である、イギリスではとうもろこしや麦と値段がそんなに変わらないようです。つまり、日本の感覚では、とうもろこしや麦など比較的安く大量生産できるもので作られたものはあまりよくない気がするけれども、さつまいもならまだ許せる、という感覚ですね。

 

 

 

麦で作られたパスタは人間が食べても吸収率がとてもよくて、すぐにエネルギーに変換されるんだけど犬では違うの?

 

 

 

ということになってしまうわけです。

 

次いで、平飼いの骨なしチキンですが、平飼いである部分はとてもいいでしょう。ですが、問題なのは、骨なしのみであるというところと、チキンの含有率が高すぎる、というところです。

 

一般的なドッグフードは肉を骨ごと粉砕して配合してあることが多く、それによってカルシウムの補給になっているという側面がありますが、カナガンは、無添加にこだわっているため、骨も無駄とされます。

 

カルシウムはどうなるの、ということになってしまうわけです。

 

さらに、チキンの含有率が高い、ということは、非常に高たんぱく質である、というメリットがあるのですが、チキンのみ使用であるということが、怖いのです。チキンは、食べすぎると体内にだんだん蓄積され、いずれ「チキンアレルギー」を起こすことがあるからです。また、高すぎるたんぱく質は、すべて消費されないと、太りやすくなるリスクもあります。

 

そのリスク軽減のための、食物繊維の多いさつまいもという選択につながるわけですが、さつまいもだけでは50%ものたんぱく質の摂りすぎ防止には追いつきません。

 

 

このように、カナガンは、とてもいい成分配合なのですが、あまりにいいからこそ、逆にそれがリスクにもつながってしまうのです。皮肉なことですが、例えば、毎日人間が高タンパク質で体にいい食べ物ばかり食べていても、絶対に足りないものが出てきたり、高たんぱく質であるがゆえの病気のリスクにさらされやすい、というような状態と非常に似ているのですね。

 

愛犬のために、よいドッグフードを選んであげたいですが、どんなに「いい」と言われている製品であっても、全くノーリスクなものはないのではないでしょうか。その認識の上で、なるべくリスキーなものは避けて、選んであげることが、愛犬の健康に繋がる最短ルートなのかもしれません。カナガンについて考えてみるときは、上記のような点にも気をつけてあげてみてください。 

 

⇒イギリス最高級のグレインフリードッグフード『カナガン』の詳細はコチラ

 

⇒カナガンは小型犬におすすめ!トップページはこちらです。